AIはどれを使えばいいか|やりたいこと別の選び方と、月いくらかかるか

AIはどれを使えばいいか|やりたいこと別の選び方と、月いくらかかるか
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この記事に出てくる用語
  • アドイン … 今のソフトにあとから足す小さな機能。画面の横にAIの入力欄(サイドバー)が1つ増えます

結論:やりたいことを決めれば、候補は絞れます

やりたいことから見ると、役割は4つに分かれます。

やりたいこと候補
聞きたい、下書きさせたい、調べてまとめてほしいChatGPT/Claude/Gemini/Copilot
ファイルを渡して、書類の形にして返してほしいChatGPT Work/Claude Cowork
いま開いているWordやExcelの中で使いたいMicrosoft 365のCopilot/ChatGPTのアドイン/Claudeのアドイン
自分が見ていない間に進めてほしいGemini Spark/Claude Code/Antigravity/ChatGPTのスケジュールタスク

上の行で足りるなら、下の行は要りません。
1行目の4つは、どれも無料で始められます。
ただし、出典つきのレポートにまとめる機能まで無料なのは ChatGPT と Gemini です。

自分が欲しい役割の見分け方

「何を渡して、何が返ってくるか」で分かれます。

役割渡すもの返ってくるもの
聞く質問答え
仕上げてもらうファイルと指示開いて使えるファイル
ソフトの中で使ういま開いている画面その画面が書き変わる
任せる作業の指示パソコンやアカウントの中が変わる

同じ役割の中での使い分け

チャットは、メールと予定の置き場所で決まります

4つとも無料なので、費用では決まりません。
1つに絞る必要もありません。
同じ質問を2つに投げて、読みやすいほうを残せます。

こういう人向く理由
Gmail・Googleカレンダーが仕事の中心Gemini同じGoogleアカウントのまま、メールや予定につながります(つなぐのは有料プラン側)
Outlook・Teamsが仕事の中心CopilotMicrosoftのアカウントのまま使えます。自分のファイルやメールを読ませるには有料
入り組んだPDFを読ませて中身を答えさせたいClaude公式が前面に出しているのが「複雑なものを読み解く」用途で、ファイルを渡して答えさせる例も公式ページに出ています
まだ何も決まっていないChatGPT無料のまま試せる範囲が広く、書類を仕上げるWorkも、Excel・PowerPointのアドインも、調べ物のレポートも無料の枠に入ります

調べ物のレポートは、どのプランから使えるかで分かれます

たくさんのサイトを読んで、出典を付けた報告書にして返す機能です。
4社とも持っていて説明もほとんど同じなので、分かれるのはどのプランから使えるかだけです。

公式の呼び名今日ゼロ円で使えるかどこを押すか
ChatGPTDeep Research使える(回数に制限あり)入力欄の[+]→[Deep research]
GeminiDeep Research使える(1日の回数に上限あり)。プランに入っていない人は、混み合う時期に使えないことがあります入力欄の[+(ファイルを追加)]→[Deep Research]
Claudeリサーチ使えない。Pro($17〜$20(税別)。約2,800〜3,300円)から。Web検索をオンにしていないと動きません入力欄の左下の[+]→[Research]
CopilotResearcher使えない。Microsoft 365 Premium(月¥3,200)から。Personal(月¥2,130)とFamily(月¥2,740)には入っていませんCopilotアプリにサインインして[エージェント]の中

$17〜$20は、年払いか月払いかの違いです。
ドルの金額は税別で、円のめやすは10%の税を足して、1ドル150円で計算しています。

押したあと、調べてほしいことを書けば始まります。
うまく始まっていれば、返ってきた文章に出典のリンクが並びます。
ふだんの答えとの違いはそこです。

個人向けCopilotアプリの Deep Research は、2026年8月18日に終了しました。
WordやExcelの中でCopilotを使うことだけが目的なら、Personalで足ります。

書類にして返す道具は、今日ためせるかで分かれます

ChatGPT Work と Claude Cowork は、渡したファイルを書類や表の形に仕上げて返します。

ChatGPT WorkClaude Cowork
無料で試せるか試せる。ただしパソコン用アプリの中だけ試せない(有料プランから)
Web・スマホでも使うにはPlus(月¥3,000)から順次提供中。スマホはベータ版(お試し段階)
いくらから¥0(アプリの中)/¥3,000(Web・スマホ)Claude Pro($17〜$20(税別)。約2,800〜3,300円)

先に手ごたえを見たいなら ChatGPT Work です。
今日ゼロ円で試せます。

ChatGPT Workを無料で試す手順

  1. ChatGPTのダウンロードページを開きます
  2. 入れたアプリを開いて、ふだん使っているChatGPTのアカウントでサインインします
  3. 画面の左上のメニューで[ChatGPT]を選びます。同じメニューの[Codex]はプログラムを書く人向けです
  4. ページの上のほうに出る切り替えで[Work]を選びます(もう片方が[Chat]です)

切り替えが[Work]になっていれば、ここから先がWorkの画面です。
無料で使えるのはこのパソコン用アプリの中だけで、ブラウザやスマホでは使えません。
順に配っている途中なので、アカウントによってはまだ[Work]が出ないこともあります。

会社から貸されたパソコンでは、アプリを入れられないことがあります。
その場合、ゼロ円で試す方法はありません。

Officeの中で使うなら、まず「何の中で使いたいか」

WordやExcelを開いて、書きながら手伝わせるならこの節です。
渡して丸ごと仕上げてもらうなら、前の節です。

Microsoft 365のCopilotだけではなく、ChatGPTとClaudeもアドインの形で入ります。
ただし3つとも同じソフトに入るわけではありません。

何の中で使いたいか使える候補費用気をつけること
Excel・PowerPointChatGPTのアドイン無料版でも使える(利用量に制限あり)ChatGPTのアドインのヘルプに、ファイルの置き場所の条件は書かれていません
Excel・PowerPoint・Word(Outlookはベータ版)ClaudeのアドインClaudeの有料プラン($17〜$20(税別)。約2,800〜3,300円)から
Word・Excel・PowerPoint・Outlook(ほかにOneNote)Microsoft 365のCopilotMicrosoft 365 Personal 月¥2,130 からExcelのCopilotは、ファイルをOneDriveに置いて自動保存をオンにしないと動きません(公式のよくある質問に「保存されていないファイルでは機能しません」と注記されています)

会社の決まりでファイルを社内のサーバーにしか置けないなら、この置き場所が分かれ目になります。

もうMicrosoft 365を契約しているなら、まず今の契約を確かめます。
WordかExcelを開いて、右下にCopilotのボタンが出ていれば使える状態です。
右下に無くても、リボン(画面上部のボタンが並んだ帯)へ移せます。
どちらにも出ていないときの直し方はChatGPT・Claude・Copilot・Geminiは何が違うのかに書きました。

Wordの中で使いたいとき

ChatGPTのアドインはExcelとPowerPointだけなので、Wordでは外れます。
残る2つは、条件で分かれます。

こういう人選ぶもの
今の契約にCopilotが含まれている(右下にボタンが出ている)Microsoft 365のCopilot。追加の出費は要りません
含まれていなくて、メールの要約も任せたいMicrosoft 365のCopilot。Outlookが正式な対象なのはこちらだけです
Claudeの有料プランをすでに使っているClaudeのアドイン。追加の契約なしでWordに入れられます
会社のパソコンでアドインを追加できないClaudeのアドインは入りません。下の[ExcelにChatGPTのアドインを入れる手順]の3番まで進めるかで分かります
どちらも契約していなくて、Wordの中だけで足りるMicrosoft 365 Personal(月¥2,130)。Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteも同じ契約に入ります
どちらも契約していなくて、Wordの外でもチャットやCoworkを同じ契約で使いたいClaudeの有料プラン($17〜$20(税別)、約2,800〜3,300円)。Wordのアドインもここに入ります

契約を増やせず、ExcelかPowerPointで足りるなら、ChatGPTのアドインが一番安い入口です(無料のアカウントでも入れられます)。

ExcelにChatGPTのアドインを入れる手順

  1. Excel(パソコン版でもWeb版でも可)を開きます
  2. [ホーム]タブを開きます
  3. [アドイン]を押します
  4. 「ChatGPT」で検索します
  5. [追加]を押し、リボン(画面上部のボタンが並んだ帯)に出た[ChatGPT]を開きます
  6. ChatGPTのアカウントでサインインします

サインインできて、画面の横に入力欄(サイドバー)が出れば成功です。
PowerPointも同じ手順で入ります。Wordには入りません。

会社のパソコンでは、4番の検索で何も出ないことがあります。
システム担当が追加を止めているので、自分の操作では入りません。

任せるなら、触らせる場所で決まります

自分が見ていない間に、メールやファイルを触らせる話です。
関係なければ、次の早見表まで飛ばして構いません。

触らせたいもの向く費用気をつけること
自分のGmail・カレンダー・GoogleドライブGemini SparkGoogle AI Pro 月¥2,900 から仕事用・学校用のGoogleアカウントでは、いまのところ使えません
自分のパソコンの中のファイルAntigravity/Claude Code$0(¥0)/$17〜$20(税別)(約2,800〜3,300円)無料で確かめられるのはAntigravityで、公式ページからパソコンに入れて使います。公式ページは開発者向けの言葉で書かれています
触らせるものは無く、決まった時刻に動けばよいChatGPTのスケジュールタスクGo 月¥1,400 から無料版では使えません

「毎朝メールと予定を見て、その日の順番を出す」使い方なら Gemini Spark です。
Googleのクラウドで動くので、パソコンの電源が切れていても止まりません。
使えるかどうかは、gemini.google.com を開いて、左側に[Spark に切り替える]が出ているかで分かります。

ChatGPTのCodexはプログラムを書く作業のためのものです。
コードを書かないなら、ファイルを扱う役はWorkのほうです。

やりたいこと別の早見表

同じ「報告書」でも、丸ごと任せるのか、書きながら手伝わせるのかで道具が変わります。

やりたいこと使うもの今日かかるお金
長い会議の記録(文字にしたもの)を要約したいチャットならどれでも¥0
入り組んだPDFを読ませて要点を出させたいClaude¥0
調べたことを、出典つきのレポートにまとめてほしいChatGPT/Gemini¥0(どちらも回数に制限あり)
毎月同じ形の報告書を、ファイルを渡して丸ごと作らせたいChatGPT Work¥0(パソコン用アプリの中)
毎月の集計表を、元のデータを渡して作らせたいChatGPT Work/Claude Cowork¥0(アプリの中)/$17〜$20(税別)(約2,800〜3,300円)
その報告書や集計表を、スマホでも指示して作らせたいChatGPT Work(Plus)/Claude Cowork(スマホはベータ版)¥3,000/$17〜$20(税別)(約2,800〜3,300円)
Wordを開いて、報告書を書きながら直させたいMicrosoft 365のCopilot/Claudeのアドイン¥2,130/$17〜$20(税別)(約2,800〜3,300円)
その集計表を、Excelを開いたまま直させたいChatGPTのアドイン/Microsoft 365のCopilot¥0(利用量に制限)/¥2,130
名簿の表記のばらつきを、Excelを開いたまま直させたいChatGPTのアドイン¥0(利用量に制限)
Excelの数式がなぜエラーになるか、開いたまま聞きたいChatGPTのアドイン/Microsoft 365のCopilot¥0/¥2,130
長いメールのやり取りを要約させたいMicrosoft 365のCopilot(Outlook)¥2,130
会議資料のスライドを、メモから作らせたいChatGPTのアドイン/Microsoft 365のCopilot¥0/¥2,130
毎朝、その日の予定とメールを見て順番を出させたいGemini Spark¥2,900
毎週決まった時刻に、同じ調べ物をさせたいChatGPT(スケジュールタスク)¥1,400
パソコンの中のファイルの整理を任せたいAntigravity/Claude Code$0/$17〜$20(税別)(約2,800〜3,300円)

料金(2026年8月に確認)

プラン月あたりこのプランで増えるもの
ChatGPT無料版¥0チャット。Deep Researchは回数の制限つき。Workはパソコン用アプリの中だけ。Codexは上限あり。Excel・PowerPointのアドインも制限つきで使えます
Go¥1,400送れる量が増えます。スケジュールタスクはここから
Plus¥3,000WorkがWeb・スマホでも使えます。Deep Researchの回数も増えます
Pro¥16,800 から使える量が5倍または20倍。Deep Researchの回数が最大に
Claude無料$0チャット、ファイルの読み込み、Web検索。リサーチは入りません
Pro$17(年払い)/$20(月払い)。料金ページの表示は税別で、10%の税を足すと$18.70/$22リサーチ・Claude Code・Cowork・Officeのアドインがここから入ります
Max$100 から(税込では$110から)使える量がProの5倍または20倍
Gemini無料¥0チャット、Deep Research(調べ物のレポート)、下書きの整理、画像づくり
Google AI Plus¥725上限が2倍。GmailなどのGemini
Google AI Pro¥2,900上限が4倍。Deep Researchの上限も増えます。Sparkはここから(ヘルプの記載)
Google AI Ultra¥14,500 から上限が最大。プラン一覧でSparkが挙がっているのはここ
MicrosoftCopilot 無料版¥0ブラウザで使えるチャット。自分のファイルやメールは読めません。調べ物をレポートにする機能もありません
Microsoft 365 Personal¥2,130(年 ¥21,300)Word・Excel・PowerPoint・OutlookのCopilot
Microsoft 365 Family¥2,740(年 ¥27,400)6人まで使えます。ただしAIは契約者だけ
Microsoft 365 Premium¥3,200(年 ¥32,000)出典つきの調査レポートを作る Researcher が使えます
Antigravity個人向け$0契約なしで使える枠

払う前に確かめること

契約ボタンを押す前に

  1. アドインを自分で追加できるパソコンか。 Excelの[ホーム]→[アドイン]で検索できるかを見ます
  2. アプリを自分で入れられるパソコンか。 ChatGPT Workをゼロ円で試せるのは、パソコン用アプリの中だけです
  3. 今の契約に、もうAIが入っていないか。 WordかExcelの右下かリボンにCopilotのボタンがあれば使えます
  4. 会社のファイルをOneDriveやSharePointに置いてよいか。 ExcelのCopilotは、置けないと動きません
  5. そのGoogleアカウントは仕事用か。 仕事用・学校用だと、Gemini Sparkは使えません

チャット4つ、調べ物のレポート(ChatGPTとGemini)、ChatGPTのExcel・PowerPointアドイン、ChatGPT Work(アプリの中)、Antigravity。
ここまでは今日ゼロ円で手が動きます。

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