AIの文章に残る「**」が消えないとき|貼り付ける前に取る方法

AIの文章に残る「**」が消えないとき|貼り付ける前に取る方法
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Wordに貼ってしまったなら

先にファイルのコピーを1つ作ります。
開いているなら、F12で別の名前を付ければ、閉じずに進められます。
置換は一瞬で終わり、どこが変わったか画面で追えないためです。

記号は「ここが太字だった」という唯一の目印です。
太字や見出しを残したいなら、記号を消す前に付けてください(下の「飾りを残したいなら」)。

Ctrl+Hで[検索と置換]を開きます。
[オプション]を押して、[ワイルドカードを使用する]のチェックが外れていることを確認します。
[検索する文字列]に半角のアスタリスクを2つ入れ、[置換後の文字列]は空のまま[すべて置換]を押します。

**

消えるのは記号だけなので、先に付けた太字や見出しは残ります。

Excelに貼ってしまったなら

先にブックのコピーを1つ作ります。開いたまま進めるならF12です。

Wordと同じ2文字を入れると、セルの中身が丸ごと空になります。
記号が入っていないセルまで消えます。
アスタリスクが「文字が何個あってもよい」という意味の記号として働くためです。

消したい範囲を2つ以上のセルで選んでから実行します。
範囲を選ばずに実行すると、シート全体が対象になります。1つのセルだけ選んだ状態も同じです。

Ctrl+Hを押し、[検索する文字列]に、アスタリスクの前にチルダを付けた次の4文字を入れます。
[置換後の文字列]は空のまま[すべて置換]を押します。

~*~*

AIの回答を貼り付けると、言葉の前後にアスタリスクが2つ付いてくることがあります。
文字化けではなく、AIが「ここを太字にする」意味で使っている記号が、文字として残ったものです。
ChatGPTでもGeminiでも出ます。

AIの画面で記号が文字として見えている場合は、貼り付け方を変えても消えません。
そのときも上の置換で消します。

この記事に出てくる言葉
  • マークダウン … 記号で文字の飾りを表す書き方。アスタリスク2つで囲むと太字になる
  • ワイルドカード … 検索で「ここはどんな文字でもよい」と指定する記号。Excelではアスタリスクがこれ
  • チルダ … 波線の記号。Excelの検索欄でアスタリスクの前に付けると、記号そのものを探せる
  • カスタム指示 … ChatGPTの設定欄に書いておくと、毎回の会話に反映される機能
  • メモリ … ChatGPTが会話の内容を覚えておく機能

どこから読めばいいか

今の状況読む場所
太字や見出しも残したい「飾りを残したいなら、記号を消す前に付ける」
置換したら見出しがただの文字になった「思ったとおりに消えないとき」
記号が1つだけ、または3つ並んでいる「思ったとおりに消えないとき」
Excelで元の文も残したい「Excelで元の文を残したいとき」
これから貼る。貼り先を選べる「記号を入れずに貼る」
次からAIに記号を出させたくない「出させない側で止める」
箇条書きは残して、アスタリスクだけ止めたい同じ節の「設定欄に貼る文」

飾りを残したいなら、記号を消す前に付ける

記号を先に消すと、どの行を見出しにすればよかったかが画面から分からなくなります。
20か所ある議事録なら、上から読み直すことになります。

  • 太字にしたい部分 … 記号ごと選んで、Ctrl+Bを押します。[ホーム]タブの[フォント]にある[太字]でも同じです
  • 見出しにしたい行 … その行を記号ごと選んで、[ホーム]タブのスタイルの一覧から[見出し 1]などを選びます

全部付け終わってから、上の置換に進みます。

思ったとおりに消えないとき

置換した件数が表示され、本文からアスタリスクが消えていれば成功です。
消えるのは記号だけで、記号が付いていた言葉が太字に変わるわけではありません。

置換の直後に気づいたなら、Ctrl+Zで戻せます。
戻してから「飾りを残したいなら」をやり直してください。
書き足していて戻せないなら、AIの画面からコピーし直して、新しい文書に貼り直すほうが速いです。

1件も置換されなかったときは、[ワイルドカードを使用する]のチェックが外れているか見てください。

行頭に付いた1つだけのアスタリスクは、この操作では消えません。
3つ並んでいたときは、2つだけ消えて1つ残ります。
残っているときは、[検索する文字列]をアスタリスク1つにして、同じ手順をもう一度行います。
Excelでは、チルダとアスタリスクの2文字にします。

本文の中に必要なアスタリスクがある文書では、[すべて置換]を使わず、1件ずつ確認しながら置換してください。

Excelで元の文を残したいとき

置換はセルを直接書き換えます。
元の文を残したいなら、空いている列に関数を入れる方法があります。

=SUBSTITUTE(A2,"**","")

A2は、自分のデータで文が入っているセルに置き換えてください。
2行目から始まっていないなら、その行番号にします。
入力したら、そのセルを下までコピーします。

元の列は残るので、範囲を選び間違えても元のデータは壊れません。

記号を入れずに貼る

Googleドキュメント

パソコンのGoogleドキュメントには、記号を飾りに変換して貼り付ける機能があります。
スマートフォンの手順は、公式のページに書かれていません。

  1. [ツール]→[設定]を開き、[マークダウンを有効にする]のチェックをオンにします。
  2. AIの回答をコピーします。
  3. 貼り付けたい場所を右クリックして、[マークダウンから貼り付け]を選びます。

チェックがオフのままだと、右クリックしても変換されません。

Googleのヘルプが挙げているのは、見出し、斜体、太字、斜体かつ太字、取り消し線、リンクです。
箇条書きは書かれていないので、貼った直後の画面で確かめてください。

Word

Wordには、これにあたる機能がありません。
Microsoftが書式の扱いとして挙げている選択肢は4つで、どれも記号を消しません。

Ctrl+Shift+Vは[テキストのみ貼り付け]です。

貼り付けたあとで行と行の間が広いままなら、Wordの行間が広いまま狭くならないときに見分け方があります。
書式を捨てる操作なので、記号を消す目的では逆に働くことがあります。
Wordが貼り先なら、貼ってから上の置換で消すのが確実です。

それでも出るなら、出させない側で止める

ChatGPTの[カスタム指示]は、パソコンでは[設定]→[パーソナライズ]、スマートフォンでは[設定]→[ChatGPTをカスタマイズする]で開きます。

同じ画面の[カスタマイズを有効にする]がオフだと、書いた指示は使われません。
切り替えが見当たらないときは、そのまま進んでください。

[カスタム指示]の欄に、下の文を1つだけ貼ります。
欄が「知っておいてほしいこと」と「どのように応答してほしいか」に分かれているときは、応答のしかたを書く側です。

設定欄に貼る文

飾りが要らないなら、止めたい記号を名指しするこの文です。

生成した回答に「**」や「-」などの記号は一切入れない

箇条書きは残したいなら、名指しからハイフンと「など」を外します。
「など」を残すと、名指ししていない記号まで巻き込むので、箇条書きも止まります。

生成した回答に「**」は入れない

ハイフンを外した形で箇条書きが残ることを確かめた記録は、今回見た範囲では見つかりませんでした。
貼ったあと、新しい会話で確かめてください。

貼った後は、画面に[保存]があれば押し、無ければそのまま閉じてください。
解説記事によって書かれていることが違うためです。

どうなっていれば正解か

新しい会話を開いて、いつもと同じような文章を頼んでみてください。
画面にアスタリスクが文字として出てこなければ効いています。
箇条書きを残したいなら、行頭のハイフンが残っているかも見てください。
古い会話の続きでは判断できません。設定がいつから反映されるかは、公式のページの中でも書かれていることが割れているためです。

ただし、これで必ず止まるとは限りません。
知恵袋には2025年4月の質問として、何度伝えても、メモリに書いても改善しなかった記録が残っています。
同じ質問に付いた回答の1つは、会話の最初にこの1文を入れる方法を出していました。
質問者は落ち着いたと書いています。

このチャット欄では話しの流れ関係なく、メモリ最優先でお願いします

この記事で確かめた範囲

  • 押す場所と項目名は、公開されている情報の表記です
  • Wordの[ワイルドカードを使用する]が[オプション]の中にあることは、Wordの解説サイトによります
  • ChatGPTの公式ページは今回こちらから直接開けなかったため、公式の文面は検索結果に出てきた引用から取り、日本語の解説記事2本と照らし合わせています
  • [カスタマイズを有効にする]という欄の名前は、公式の英語表記から取っています
  • 設定の反映について、OpenAIのページには「すぐ適用される」と「今後の会話にだけ反映される」の両方があります
  • Googleドキュメントの[マークダウンから貼り付け]で箇条書きがどうなるかは、公式のページに書かれていません
  • ChatGPTの画面は更新が続いているので、欄の名前が記事と違うことがあります

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