この記事に出てくる用語
- エージェント … 指示を渡すと、AIが手順を自分で決めて最後まで作業する仕組み
- ターミナル … 文字だけでパソコンに命令を打ち込む画面
- クラウドで動く … 自分のパソコンではなく、サービス側のコンピュータで処理されること
結論:4社とも「本体」と「その先」に分かれています
まず本体、ふだんチャットと呼んでいる方です。
| 名前 | 会社 | 得意なこと | 無料で使えるか |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | OpenAI | 相談、下書き、画像づくり、声での会話。無料で試せる範囲が広い | 使える(一部は有料) |
| Claude | Anthropic | 資料の読み解き、データの分析、ファイルづくり | 使える(一部は有料) |
| Copilot | Microsoft | Word・Excel・Outlookの中での作業 | チャットは使える。ソフトの中で使うには有料 |
| Gemini | Gmail・カレンダー・ドライブとの連携 | 使える(一部は有料) |
調べ物を報告書にまとめる機能は、4社とも用意しています。
公式の説明はほとんど同じで、分かれるのはプランです。
無料の枠に入っているのは ChatGPT と Gemini の2つです。
名前が急に増えたのは、各社がチャットとは別に持っている道具のほうです。
このうち Cowork・ChatGPT Work・Spark は、日本語で指示するだけなので、プログラムを書かない人ほど値打ちがあります。
4社の本体でできること
| 製品 | 無料でできること | 有料が要るもの |
|---|---|---|
| ChatGPT | チャット(質問・相談・下書き・Web検索・画像づくり)。Workはパソコン用アプリの中だけで、使える量にも制限あり | Web・スマホでのWork(Plus以上) |
| Claude | PDF・Word・Excelを読み込ませて中身を答えさせる、Webを検索させる、会話をまたいで覚えさせる | 調べ物のリサーチ |
| Copilot | copilot.microsoft.com で、文章づくり、要点のまとめ、アイデア出し、画像づくり、Webを調べての回答 | 自分のファイルやメールを読ませること、Word・Excelの中で使うこと |
| Gemini | 下書きを並べて直す Canvas、役割を決めた自分専用のAIを作る Gem、画像づくり、話しかけて会話する Gemini Live | GmailやドキュメントでのGemini |
公式の概要ページは、ChatGPTを「チャット」「Work」「Codex」の3つに分けています。
「Work」は書類・スライド・表計算・PDFを最後まで仕上げる方で、「Codex」はプログラム向けです。
Workは順次提供中で、まだ出ていない場合もあります。
Copilotの無料版は、自分のファイルやメールの中身を読めません。
紙の書類を読み取らせるなら、AIが向く場面とOCRが確実な場面が分かれます。
紙の書類の文字起こしはAIかOCRかに整理しました。
調べ物をレポートにする機能は、4社ともあります
たくさんのサイトを読んで、出典を付けた報告書にして返す機能です。
呼び名は各社で違います。
| 製品 | 公式の呼び名 | 無料で使えるか | どこを押すか |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | Deep Research | 使える(回数に制限あり) | 入力欄の[+]→[Deep research] |
| Claude | リサーチ | 使えない(Pro以上の有料プラン) | 入力欄の左下の[+]→[Research] |
| Copilot | Researcher | 使えない(Microsoft 365 Premium など) | Copilotアプリにサインインして[エージェント]の中 |
| Gemini | Deep Research | 使える(1日の回数に上限あり) | 入力欄の[+(ファイルを追加)]→[Deep Research] |
うまく始まっていれば、返ってきた文章に出典のリンクが並びます。
ふだんの答えとの違いはそこです。
ClaudeのリサーチはWeb検索をオンにしていないと動きません。
公式ヘルプが条件に挙げています。
個人向けのCopilotアプリにあった Deep Research は、2026年8月18日に終了しました。
同じ役目の Researcher には、Microsoft 365 Premium か法人向けのCopilotアドオンが要ります。
Geminiは、プランに入っていない人は混み合う時期に使えないことがある、と公式ヘルプにあります。
それぞれの「もう一段」
| 名前 | 何をするもの | 費用 | 動く場所 |
|---|---|---|---|
| Claude Cowork | 指示を1つ渡すと、選んだフォルダとつないだツールの中で作業し、開いて使えるファイル(書類・表・スライド)に仕上げて返す | 有料プラン | アプリ。Web・スマホは順次提供中で、スマホはベータ版 |
| Claude Code | ファイルを直す、パソコンへの命令を代わりに打ち込む、外のサービスを読ませる、決めた時刻に動かす。出てくるものは決まっていない | 有料プラン。Proから含まれ、無料プランには入っていない | ターミナル・コードを書く画面・アプリ・Web |
| Codex | プログラムと技術的な作業 | 無料プランから。上のプランほど使える量が増える | ChatGPTのパソコン用アプリ・コードを書く画面・ターミナル・Web |
| Word・Excelの中のCopilot | Wordの下書き・要約・書き直し、Excelの数式・グラフ・ピボットテーブル、Outlookの長いやり取りの要約 | Microsoft 365の有料プラン | Word・Excel・PowerPoint・Outlookの中 |
| GitHub Copilot | コードの続きを出す、相談する、変更をまとめて任せる、レビューさせる | 無料の枠あり。補完は月2,000回まで | コードを書く画面 |
| Gemini Spark | 決めた時刻にGmail・カレンダー・ドライブなどを見て、その日の優先順位を出すなどの作業をする | 有料プラン(Google AI Pro または Ultra) | Googleのクラウド |
| Google Antigravity | エージェントが、コードを書く画面やブラウザを自分で操作して進める | 個人向けは月0円の枠あり。Google AI Pro・Ultra で上限が緩む | パソコンに入れる形と、ターミナルから使う形 |
CoworkとClaude Codeについて、Anthropicは「土台は同じで、向いている相手が違う」と説明しています。
GitHub Copilotは、名前が同じでもWordやExcelのCopilotとは別の製品です。
Claude Codeの職種別の例文集
名前にCodeと付きますが、指示は日本語の文章で出します。
概要ページの例はどれも開発の作業ですが、同じドキュメントに職種別の例文集のページが別にあります。
過去の書類のフォルダを読ませて、形と言い回しをまねた下書きを作らせる。
表のデータを読ませて、目立つ傾向をまとめさせ、グラフを付けたページにして出させる。
例文は英語ですが、書いてあるのは「何をしてほしいか」だけです。
日本語に置き換えて渡して構いません。
Word・Excelの中のCopilotでつまずく点
ExcelのCopilotは、ファイルをOneDrive(Microsoftの保管場所)に置いて自動保存をオンにしないと動きません。
公式のよくある質問に注記されています。
Gemini Sparkの条件と入口
Gmailやカレンダーとのつなぎは、最初はオフです。
支払いやメール送信の前には確認を求める設計になっています。
Pro か Ultra の契約が要ります。
今のところ、仕事用・学校用のGoogleアカウントでは使えません。
入口は、gemini.google.com を開いて、サイドバーの[Spark に切り替える]です。
どれを触ってみるか
| あなたの状況 | まず触るもの |
|---|---|
| AIをほとんど使ったことがない | ChatGPT か Gemini。どちらもブラウザを開けば無料で話せます |
| 調べ物を報告書にまとめさせたい | ChatGPT か Gemini。この2つは無料の枠に入っています |
| Word・Excelを毎日使っている | Copilot。ただし今の契約に入っているかを先に確認します |
| Gmail・ドライブで仕事をしている | Gemini。決まった時刻に動かしたくなったらSpark |
| 毎回同じ手作業を、丸ごと任せたい | Claude Cowork(有料)か ChatGPT Work(無料でも、パソコン用アプリなら試せます) |
Cowork・ChatGPT Work・Claude Codeは、パソコン用アプリから始める形です(配布元は各社の公式ページ)。
会社のパソコンは、自分でソフトを入れられない設定になっていることがあります。
その場合は、ChatGPTのチャット、Copilotの無料版、Geminiから始めます。
Copilotが自分の契約に入っているかの確かめ方
WordかExcelを開いてください。
画面の右下にCopilotのボタンが出ていれば、使える状態です。
リボン(画面上部のボタンが並んだ帯)に無くても、消えたわけではありません。
入口は文書の右下隅のボタン1つに統合されました。
右下にも出ていない場合、公式が挙げる原因はライセンスかプライバシー設定です。
まず[ファイル]→[アカウント]→[ライセンスの更新]を押します。
そのあとMicrosoft 365のアプリをすべて閉じて、開き直してください。
それでも出なければ、[ファイル]→[アカウント]→[アカウントのプライバシー]の[設定の管理]を開きます。
[コンテンツを分析するエクスペリエンス]と[すべての接続エクスペリエンス]が、どちらもオンかを見てください。
両方やっても出ないなら、契約の種類が対象外かもしれません。
WordやExcelにCopilotが出てこないときの表で確かめてください。
片方でもオフだと、ボタンは出ません。
任せる範囲を広げていく順番
コードを書かない人が、エージェント型に入る道筋
- チャットで、ふだんの質問を投げる。無料でできます
- Cowork か ChatGPT Work。ファイルを渡して、書類の形で仕上げさせる
- ファイルの整理や決まった時刻の作業まで任せたくなったら Claude Code・Codex・Antigravity
3つとも、パソコンに入れて使うアプリがあるので、ターミナルは要りません
3の3つも、指示は日本語の文章で出します。
Anthropicの利用調査は、こうまとめています。
うまくいくかどうかは、コードを書けるかどうかよりも、その仕事の中身をどれだけ分かっているかで決まる。
どの製品も、間違った内容を自信を持って書いてくることがあります。
そのときの対処はAIが自信満々に間違えたときの切り返し方にまとめました。
Anthropic
- Claude 製品一覧
- Cowork をはじめる
- Claude Code ドキュメント
- Claude Code の例文集
- Claude Code の利用調査
- Claude のリサーチ機能
- プラン一覧
OpenAI
- ChatGPT 概要
- ChatGPT Work と Codex
- ChatGPT のDeep Research
- Codex のプラン一覧
Microsoft
- 無料のCopilotと有料版の違い
- Word の Copilot
- Excel の Copilot
- Microsoft 365 のサブスクリプションの Copilot についてよく寄せられる質問
- Copilot のボタンが見つからないとき
- Copilot の Deep Research の終了について
- Researcher の使い方
- GitHub Copilot
- Gemini でできること
- Gemini のプラン
- Gemini の Deep Research(ヘルプ)
- Gemini アプリの使用量の上限
- Gemini Spark
- Gemini Spark の使い方(ヘルプ)
- Gemini Spark 日本での提供開始
- Antigravity の料金ページ


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