この記事に出てくる言葉
- 段落番号 … 行の頭にWordが自動で振る 1. 2. 3. の番号。行を足すと以降が勝手に繰り上がる
- 網かけ … 文字の後ろに灰色が敷かれた状態
- リスト … Wordが「ひとつながりの番号の並び」として覚えている、行のまとまり
結論:番号の上をクリックして、灰色が付くか見る
今すぐやること
- うまくいっていない番号の、数字の上をクリックします
- 数字に灰色の網かけが付いたら、Wordが振っている番号です(同じまとまりの番号が全部灰色になります。途中で切れていれば、そこで分かれています)
- 灰色が付かず、数字の間に文字カーソルが立ったら、手で打った数字です
クリックするだけです。この操作で文書は変わりません。
灰色が付いた場合と付かない場合で、直し方が変わります。
すぐ下の表で、読むところを選んでください。
ここが分かれ目になります。
手で打った数字は、Wordから見ればただの文字です。
右クリックしても、[1から再開]や[自動的に番号を振る]はメニューに出てきません。
効かない操作を何度も試してしまうのは、たいていここを見ていないためです。
| クリックしたとき | 出ている症状 | 読むところ |
|---|---|---|
| 灰色が付かない | どの症状でも | 手で打った数字だったとき |
| 灰色が付く | 途中から1に戻る。前の続きにならない | 前の番号の続きにするとき |
| 灰色が付く | 続いてほしくないのに前から続く | 1から始め直すとき |
| 灰色が付く | 行を足しても以降がずれる | 途中に行を足すとき |
| 灰色が付く | 上のどれをやっても直らない | それでも直らないとき |
手で打った数字だったとき
数字が文字なので、途中に1行足したら、そこから下を全部打ち直すことになります。
Wordが振る番号に置き換えると、行を足したときに以降が勝手に繰り上がります。
手で打った数字を、Wordが振る番号に置き換える
この手順では、手で打った数字を消します。
始める前に[ファイル]→[名前を付けて保存]でコピーを作ってください。
- 番号の付いた段落を、上から下までドラッグして選びます
- [ホーム]タブの[段落]グループにある[段落番号]を押します
- Wordの番号が付きます。手で打った数字は残るので、番号が二重に並びます
- 手で打った数字と、そのあとの点や括弧だけをドラッグして選び、Delete で消します
- 残りの行も、同じように消します
二重に並んだ番号のうち、ドラッグで選べるほうが手で打った数字です。
Wordが付けた番号のほうは、ドラッグで選べません。
ただし、選ぶ範囲に文章が入ると、その文章も一緒に消えます。
消しすぎたら Ctrl+Z を押すと1つ前に戻ります。
保存して閉じたあとは、Ctrl+Z では戻せません。
手順2で、行の頭に字下げが入って見た目が変わります。
⛔ [段落番号]をもう一度押さないでください。押すと番号ごと外れます。
置き換わったかどうかは、途中の行の末尾をクリックして Enter を押すと分かります。
新しい行ができて、そこから下の番号が1つずつ繰り上がれば、Wordが振る番号になっています。
確かめたら Ctrl+Z で戻してください。
前の番号の続きにするとき
途中から1に戻ってしまう場合の手順です。
- 1に戻ってしまっている番号の上で右クリックします
- [自動的に番号を振る]を選びます
これで前の番号の続きになります。
Wordの版によっては、この項目が[前のリストに続けて番号を振る]という名前になっています。
選んでも番号が変わらないときは、入るはずの数字を直に指定します。
- 同じ番号の上で右クリックして[番号の設定]を選びます
- [新しくリストを開始する]を選びます
- [開始番号]に、その行に入るはずの数字を入れて[OK]を押します
[開始番号]は決め打ちです。
その行より前に行を足しても、この番号は動きません。
前の行を増やしたときは、もう一度入れ直してください。
なぜ1に戻るのか
Wordは、ひとつながりの番号の並びを「リスト」というまとまりで覚えています。
番号の付いていない段落や、写真、表があいだに挟まると、そこでリストが終わったと見ることがあります。
そのあとの番号は、新しいリストとして1から始まります。
ほかの文書から貼り付けた段落が、別のリストとして入ることもあります。
見た目は同じ番号の並びでも、Wordの中では2つに分かれています。
1から始め直すとき
前の番号から続いてしまう場合の手順です。
- 1にしたい番号の上で右クリックします
- [1から再開]を選びます
この行から下が、新しい番号の並びになります。
やり直したいときは Ctrl+Z で戻ります。
途中に行を足すとき
Wordが振る番号なら、行を足せば以降は自動で繰り上がります。
ずれるように見えるときは、足し方が合っていないことがあります。
| やりたいこと | 押すもの | そのあとどうなるか |
|---|---|---|
| 番号の付いた行を足す | 前の行の末尾をクリックして Enter | 番号が入り、そこから下が1つずつ繰り上がる |
| 番号を付けずに説明の行を足す | 番号が入った直後に、もう一度 Enter | その行の番号が外れる |
| 同じ番号のまま2行に分ける | 行の途中で Shift+Enter | 段落が分かれないので、番号は増えない |
番号を付けない行をあいだに挟むと、そこでリストが切れることがあります。
そのあとの番号が1に戻ったら、上の「前の番号の続きにするとき」の手順に戻ってください。
説明を書き足したいだけなら、Shift+Enter のほうが安全です。
段落が分かれないので、リストが切れません。
それでも直らないとき
見出しに付いた番号のとき
見出しのスタイル(文字の大きさや太さをまとめて決めておく設定)に番号が結びついている場合、右クリックの操作では変わらないことがあります。
- その見出しの段落をクリックします
- [ホーム]タブの[スタイル]で、いま選ばれている(枠が付いている)スタイルの名前を控えます
- 同じ場所で[標準]を押します
- もう一度、手順2で控えたスタイルを押します
この操作は、その段落の書式をやり直します。
手で付けた文字の太さや色が消えることがあります。
消えてしまったら Ctrl+Z を押します。
押すたびに1つ前の操作に戻るので、始める前の見た目になるまで押してください。
表のセルの中のとき
セルごとに1から始まってしまう場合は、番号を振りたいセルをまとめて選んでから付け直します。
- 番号を入れたいセルをドラッグして選びます。隣り合っていないセルは、Ctrl キーを押しながら順にクリックします
- [ホーム]タブの[段落番号]の右にある[▼]を押します
- 出てきた一覧から番号の形を選びます
離れたセルでも、まとめて選んでおけば通し番号になります。
やり直したいときは Ctrl+Z で戻ります。
テキストボックスの中のとき
テキストボックス(文書の上に置く、文字を入れるための四角い枠)の中では、[1から再開]を選んでも一瞬で元の番号に戻る、という報告があります。
その報告では、開いて修復する、新しいファイルで作り直す、別のパソコンで新しいファイルを作り直す、のどれでも直りませんでした。
最後に、文書の中のすべての番号書式をいったん解除して、振り直したところ画面上は直ったと書かれています。
ただし、印刷したときに戻る症状のほうは残っています。
⚠️ すべて解除して振り直すと、テキストボックスの中の最初の行の文字が空白になってしまう、と同じ報告に書かれています。
試す前にファイルのコピーを作ってください。
画面だけ直ればよいのでなければ、その部分は数字を文字で打つほうが早いことがあります。
テキストボックスの中の段落を選び、[ホーム]タブの[段落]グループの[段落番号]を押すと、Wordの番号が外れます。
そのうえで、行の頭に数字を打ちます。
文字で打った数字なので、あとから行を足しても繰り上がりません。
行を足したら、そこから下を打ち直すことになります。
直ったかどうかの確かめ方
Ctrl+P を押すと、印刷の画面が出ます。
そこに出るプレビューの番号が、編集画面の番号と同じなら直っています。
編集画面に戻るには Esc を押します。
画面では直っているのに、印刷すると番号が違ったという報告があります。
番号を直したら、紙に出す前にここで見てください。
確認範囲
- Windows版のWordの話です。Mac版やブラウザで使うWordでは、ボタンの名前や場所が違うことがあります
- 右クリックの項目名は、Wordの版によって変わります。[自動的に番号を振る]が[前のリストに続けて番号を振る]になっている版があります
- テキストボックスの中で番号が戻ってしまうとき、印刷まで含めて直る操作は分かっていません
- [段落番号]を外したあと、行の頭の字下げがどう残るかは分かっていません
- 手で打った数字を、まとめてWordの番号に置き換える方法は扱っていません
番号ではなく、行と行のあいだが広いのが気になる場合は、Wordの行間が広いまま狭くならないときにまとめています。

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