この記事に出てくる言葉
- 編集記号 … 画面にだけ出て、印刷はされない目印。段落の切れ目や改ページの位置が見えるようになる
- 段落記号 … 段落の終わりに付く編集記号。¶ の形をしている
- セクション区切り … 1つの文書の中で、余白やページ番号を途中から変えるための区切り
結論:最後の段落記号を選んで、文字の大きさを「01」にする
今すぐやること
- Ctrl+Shift+8 を押します。段落の切れ目などを表す印が画面に出ます(編集記号。印刷はされません)
- 消えないページに ¶ の形の記号が出ます。その左をクリックし、右へなぞって選びます
- [ホーム]タブの[フォント]グループにある、いま「10.5」などの数字が入っている欄をクリックします
- 「01」と入力して Enter を押します
- Ctrl+Shift+8 をもう一度押すと、編集記号が消えます
これで空白ページが消えたなら、ここまでで終わりです。
選ぶのは段落記号だけです。
文字の入っている行まで選ぶと、その文字が読めない大きさになります。
そうなったときは Ctrl+Z を押すと戻ります。
空白ページが消えなかったら、Ctrl+Z で元の大きさに戻してください。
1ptのまま次の手順へ進むと、どれが効いたのか分からなくなります。
文書のいちばん最後の段落記号は、Wordの決まりで消せません。
Delete を何回押しても消えないのは、これが理由です。
上の手順は、記号を消すのではなく、手前のページに収めて空白ページをなくす操作です。
消えなかったときに、画面のどこを見るか
編集記号を出したまま、消えないページと、その1つ手前のページの下のほうを見ます。
まだ出していなければ、Ctrl+Shift+8 を押します。
何が見えているかで、直す場所が変わります。
| 見えているもの | 読むところ |
|---|---|
| 手前のページが表で終わっている。または文章が下端まで詰まっている | 手前のページに1行ぶんの空きが無いとき |
| 段落の行の左端に小さい黒い四角がある | 段落記号のそばに黒い四角があるとき |
| 「セクション区切り」と書かれた二重線がある | セクション区切りが見えているとき |
| 「改ページ」と書かれた点線がある | 改ページの点線があるとき |
| 段落記号だけの行が2つ以上、縦に並んでいる | 段落記号が2つ以上並んでいるとき |
上の2つは、Delete を押しても消えません。
どちらも、残っているのが文書のいちばん最後の段落記号だからです。
消す作業ではなく、手前のページに収める作業になります。
下の3つは Delete で消えますが、セクション区切りだけは書式が変わります。
2つ以上あてはまるときは、上の行から順に見てください。
手前のページに1行ぶんの空きが無いとき
文書の最後が表で終わっていると、表の直後に段落記号が1つ必ず入ります。
その表がページの下端まで来ていると、段落記号は次のページへ送られます。
表がなくても、文章が下端まで詰まっていれば同じことが起きます。
結論の手順で文字を小さくしても行の高さが変わらないなら、行の高さが別のところで決まっています。
Wordは1ページに入れる行数から1行の高さを決めていて、文字を小さくしても行はその高さのまま残ることがあります。
行間が「固定値」になっている場合も、文字の大きさに関係なく数値のままです。
行間が「1行」に見えても、この手順は試す価値があります。
- 消えないページの段落記号の行をクリックして、カーソルを置きます
- [ホーム]タブの[段落]グループの右下にある小さい矢印を押します
- [インデントと行間隔]タブを開き、いまの「行間」と「間隔」を控えてから、「行間」で「固定値」を選びます
- 「間隔」に「1pt」と入れて、[OK]を押します
それでも消えないときは、手前のページに空きがほとんど残っていないと考えられます。
下の2つのどちらかで、手前のページに空きを作ります。
下余白を小さくする
[レイアウト]タブ →[余白]→[ユーザー設定の余白]を開き、「下」の数値を小さくします。
いまの数値から少しずつ下げて、空白ページが消えたところで止めます。
用紙の下の余白が狭くなります。
ページ番号やフッターを入れている文書では、印刷して切れていないかを確かめてから使ってください。
余白が提出の書式で決まっている文書では、この手は使えません。
表の高さを小さくする
余白を変えられない文書では、表のほうを縮めます。
表の中をクリックすると、リボンに表用の[レイアウト]タブが出ます(版によっては[テーブル レイアウト])。
[セルのサイズ]グループにある高さの欄で、いちばん下の行の高さを少しずつ下げます。
空白ページが消えたところで止めます。
高さを指定していない表なら、その行の文字サイズか行間を下げても縮みます。
本文の行の間が広く空いていて、そのせいで最後の1行がはみ出していることもあります。
行間そのものを狭くする方法はWordの行間が広いまま狭くならないときにまとめています。
必要なページだけを新しい文書に貼り直す、という直し方も見かけます。
新しい文書にも最後の段落記号は同じように作られます。
同じ用紙と同じ余白に同じ表を貼れば、そこでも同じ空白ページが出ます。
段落記号のそばに黒い四角があるとき
この四角は、段落にページの区切り方の設定が入っている印です。
画面にだけ出るもので、印刷はされません。
空白ページの原因になるのは[段落前で改ページする]だけです。
四角が出る理由はほかにもあるので、四角があること自体は原因になりません。
- 四角が付いている段落をクリックします
- [ホーム]タブの[段落]グループの右下にある小さい矢印を押します
- [改ページと改行]タブを開きます
- [段落前で改ページする]のチェックを外して、[OK]を押します
同じ画面に並んでいる[改ページ時1行残して段落を区切らない][次の段落と分離しない][段落を分割しない]は外さないでください。
いちばん上の項目は、はじめからチェックが入っているのが普通です。
見出しと本文が別のページに分かれるなど、別の場所が崩れます。
チェックが最初から外れていたなら、四角の原因はほかの項目で、空白ページとは関係ありません。
「手前のページに1行ぶんの空きが無いとき」を見ます。
セクション区切りが見えているとき
セクション区切りは、1つの文書の中で、余白やページ番号を途中から変えるための区切りです。
二重線が見えていても、それが空白ページの原因とは限りません。
先に結論の手順を試してください。
それで消えるなら、区切りに触らずに済みます。
区切りを消すと、その前の部分の書式が、後ろの部分の書式に置き換わります。
余白・ページ番号・ヘッダー・フッター・用紙の向きが変わります。
区切りを使って途中から書式を変えている文書では、消さないでください。
消してよい文書なら、二重線のすぐ左をクリックしてカーソルを置き、Delete を押します。
書式が変わってしまったときは、Ctrl+Z で戻ります。
区切りを残したまま空白ページだけ消したいなら、「手前のページに1行ぶんの空きが無いとき」の下余白と表の高さの手が残ります。
改ページの点線があるとき
自分で入れた改ページなら、点線をダブルクリックして選び、Delete を押します。
Wordが文章をページの終わりで自動に折り返しているところには、印刷レイアウトの画面では点線が出ません。
消す対象がないので、その場合は「手前のページに1行ぶんの空きが無いとき」を見ます。
段落記号が2つ以上並んでいるとき
いちばん下の1つを残して、上からなぞって選び、Delete を押します。
文字のある行まで戻らないように選んでください。
いちばん下の1つは文書の最後の段落記号なので、消えません。
残った1つは、結論の手順で小さくします。
確認範囲
- 押す場所と項目名は、Windows版の画面の話です
- 版によって、タブや欄の名前が違うことがあります
- 画面では空白ページが見えないのに、印刷したときだけ白紙が出る場合は扱っていません

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